森 博嗣

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再読しています。読み返すといいわあ。気持ちよく読めます。

お昼時、本を読みたいときは、マクドナルドとかその手の店で、コーヒー片手に本に没頭します。森さんの本をそういう風に読むのはとても気持ちいい。

しかしですね、読んでいると煙草が吸いたくなるんです。困ったことに。私はふだんは煙草を吸わないどころか、忌み嫌ってさえいるのに。過去に数本すったことがあって、心が落ち着く感覚を中途半端に知っているからなあ。

んでも、煙草すうと家に帰れなくなるなあ。自宅は、問答無用の禁煙だから。そもそも、「煙草を吸う」という概念がない。移り香(これじゃあいい匂いみたいだな)でもかなりいやがられるし。

それから。短編集に関して。「地球儀のスライス」より「まどろみ消去」の方が好みです。「地球儀のスライス」に関しては、「サービス、サービス」という感じがしたのは気のせいでしょうか?


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犀川&萌絵シリーズ再読中。私は本を読むとき、1回目は一気に読んで、気に入ると時間をかけて2回目を読みます。「すべてがFになる」の文庫版とノベルス版をよみくらべてみました。確かに文庫版の方が文章がいいです。特に天才の描写がよくなっている、と思ったのは気のせいでしょうか。


12/23

えっと。とりあえず、「犀川&萌絵」シリーズ、10冊を読みました。一人の著書を一気に読む、という幸せを体験できました。嬉しい。

実は私はこのシリーズ、「すべてがFになる」を読んでから、2冊目にはいるまでに1月を要しているのですが、2冊目を読んでから一気にはまりましたね。はい。正直、2冊目以降の方がずっと楽しかったです。

さて。このシリーズの主人公二人は、助教授と学生なのですが、いわゆる「アカデミックな場」にいる人たちを主人公にしたシリーズ、というのは初めて読みました。それも、いわゆる「理系的」な思考や行動や会話をする人たちの。

この人達の会話や行動が楽しいんだ、それだけで。小説の基本ですね。地の文が楽しい、というのは。これがあるから読み返すわけで。もちろん、1度読んですごい! と感動して終わり、という小説も否定しません。いわゆるジェットコースターノベルの多くはその口ですね。

さて。あとは著者本人のページ「森博嗣の浮遊工作室」へどうぞ。私は再読を始めます。

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