白泉社花とゆめコミックス、それぞれ全１２巻、全７巻。
あ、登場人物が同じだけで、一応別の２作品です。舞台がアメリカであることがすごく自然。前者ではもと子供タレントサイファとシヴァの双子が中心のお話。後者はシヴァと友達になったアレクサンドラ・レヴァインが中心のお話。
この漫画で書かれているアメリカの学校生活がどの程度リアルなのかは知らないけれど、充実した生活ですねえ。そのかわり大変でしょうけれど。むこうは学生が遊ぶお金は自分で作るのが当たり前だからなあ。あと、「スカベンジャー・ハント」は一度やってみたい。日本の大学ではやらないだろうし、やったとしても学生が乗ってこないだろうからなあ。
どちらの作品もポイントは「友達っていいね」だと思います。「人間二人いればいさかいがおこる・・・だけど、その逆だってできる」というセリフが「ＣＩＰＨＥＲ」の中にでてきます。なんかくさいやりとりっていえばそうなんだけど、現実にはなかなか無いだけに、いいな、と思います。
あ、あと僕は男だからそれ自体が魅力、というわけにはいかないけど、登場する男はみんなかっこいいです。悩んだり情けないことをする姿も含めて、見事に魅力的です。魅力的っていうんなら、僕はアンブローシアが好きだな。格好いい上に可愛いんだ。