絵がきれいです。きわどいシーンが多いです。というのが一般的な傾向。
えっと。なーんかこれ、そのまんまRPGのストーリーだなあ、というのが第一感。仲間が一人ずつ増えていって、アイテムを集めて、ラスボスへ、という。まあ、ストーリーの軸はそういう形です。
舞台は中国です。どうもすっごく細かいことまで調べた上での漫画のようで、設定はやたらに深いです。なのに、読んでいてそれを感じさせないのはおみごと。
ま、それはおいといて。キャラクターがいいです。はい。ヒロインのちょっと極端なキャラクターには引いてしまうものがありますが、まわりの人物が非常に味わいがあって、読んでいて思わず楽しくなってくる。
個人的には柳宿がお気に入り。あとあと、敵対するキャラクター、みんないい。古典的な魅力ある悪役で。ああなんて言うのか、お約束的な流れがとっても嬉しい。
ちなみに。この漫画、13巻で1部が完結します。とりあえず、そちらの方が面白いと思うので、ここまででも読んでみてくださいな。