親指シフトキーボード紹介。
9801で親指シフトキーボードが発売されたとき。その名はASKeyBoard。
独特の色づかいと、当時としては高級感のあるキーボード。タイピングの楽しさは十分に味わえました。今から考えると高速打鍵にはつらいキーボードだったのですが、98の漢字変換自体が高速打鍵に耐えないものだったので、実用上の不満は全くありませんでした。
のちに、写真左下にうつっている98->DosVキー変換ハードでの利用をトライしてみましたが、モードずれに完全に対処することができず、またノーマル106+親指ひゅんに勝る環境とはいえずにお蔵入りしました。
初めてにして唯一ふれたOasys。ちっちゃいキーは私には苦になりませんでした。単文節変換もかの「松茸」でなれていましたし。
これは兄から引き継いだもので、実際に使っていたのは2年間くらい。
しばらくは文章は98、ゲームはWindows(DOS/V)という時代となります。そこに颯爽と登場したのが「親指ひゅん」。おかげで親指シフト入力ができるように。その中で模索をつづけて、いくつかのキーボードをとっかえひっかえ。
一つの解が上記の「erase ease」キーボード。基本は101キーだけれど、スペースキーが半分に分かれいて、左半分はBackSpaceキーになっているというもの。上記のキーボードはさらにセンターで2つに分かれていて、TRONキーボードのような入力ができる。
ただ、このキーボードはあまり使わず。最大の欠点として、でっかいこと。221とならべても見ての通り。また、でかい割に安定していなくて、打っていて落ち着かないキーでした。
数字の6がキーの左側にあるという情け容赦ない配置も大問題でした。。このキーのせいで「6」のタッチタイプが未だに安定しない。
結局最終的にはちっちゃいキーボードを使っていました。上記の写真では一番大きいけど、比較対照が悪かったかな。
通常の106をエミュレートして使うのになれていたのだが、リース流れのKB211が2000円で買えるという話を知って飛びついて購入。結局3000円で2台購入。
KB211とKB231。手前がKB211。サイズは同等。
さすがに通常キーボードと比べると打ちやすい。モードずれに悩まされたりしたが、結局私の環境ではサニコン製ドライバを入れた後にAltimeをインストールするとなぜか問題が解消した。ただし、IME起動キーの指定によるモードずれは完全には解消できず。
当初はキーが軽すぎてパスしていたのだけれど、販売中止と聞いて4万円をつっこんでしまう。
結果としては大正解。家でのメインキーボードです。
比較的容易に手に入り、かつ安価な最新キーボード。KB211相当のキーボードFMV-KB231と、初登場となるコンパクトキーボードであるFKB8579-661。2001年12月発売。
いずれもハード的には単なる106で、ソフトウェアによるエミュレーションで親指シフトを実現する。
親指シフトキーは変換/無変換のスキャンコードを常に吐く。
これは大きく好みが分かれる。基本的に日本語しか入力しないならともかく、HTMLソースなり英文なりプログラムなり、スペースキーを多用する向きには何からのキー配列変更を行わないとどうにも使いにくいキーボードだ。
とくに、コンパクトキーボードの方は空白キーが絶望的に小さいので、何らかの措置は必須と考える。
私は「猫まねき」により変換キーをスペースキーに変更し利用している。こうすることで、IMEを使っていないときに、スペースキーが打ちやすい。
KB231のほうは見た目はまったくKB211と同じ。使用感は値段の分KB211に劣ると思う。よくも悪くも101より。
コンパクトキーボードはとにかく「小さい」というのが最大のメリット。そのメリットを十分に発揮できるか、かなり使う人を選びそうなキーボードではある。