久遠の絆(フォグ)

 えっと。ちょっと分岐するアドベンチャーゲームです。システムはリーフのゲーム、「痕(きずあと)」「雫(しずく)」とかんっぺきに同じです。いや、みごとにぱくったもんです。ただ、シナリオが長い長い。15時間くらいかかります。

 でもって。ひたすら音/絵付きの文章を読むだけですんで、シナリオ勝負のゲームです。で、お話として、構造にいろいろとあらはあるんだけど、私、こういうお話、好きなんですよ。いやいや。前世の記憶を思い出して、それになやまされて…という話。お話としてはまったくもって安直な手だけど、もりあがるし。

 いや、別に私は電波系(前世系)の人間ではありませんがね。

 しかし、思うにゲームのストーリーって、やっぱり独特ですね。このゲーム、とっても楽しかったんだけど、このテキストをそのまま読んでも、きっとあんまりおもしろくないと思います。。絵や音、文字表示のタイミングによるフォローがないから。あとね、ゲームの場合は私の場合、「お約束」や「ご都合主義的展開」をかなりの範囲で許容している。やっぱりちがうよなあ。

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