本当に初めての人へ──イントロ
「ダンジョンをマッピングしてモンスターと戦闘して町に戻って回復してレベルアップして」というのが基本です。とりあえず強くなって下さい。数フロアも歩く頃には「鍵集め」とか、#3以降なら「イベント」が発生し始めます。
──という説明をしてもおろおろするだけかもしれない。「おろおろしたまま何とかして見ろ」と突き放しても良いんですが。Wizardryシリーズを全く知らずにプレイするような方はとりあえず下記に従ってみても良いと思います。
パーティーを組んである程度育ててみるという方針です。どのシナリオから始めるのが良いかは難しいことろですが、#1〜#3ならどれを選んでもそれなりに説得力があります。平行して始めて(どれも最初は似たようなもの)、軌道に乗った物をやりこんでもいいでしょう。
#1,#2
戦士か侍で3人(分からなければ戦士)、僧侶をひとり、魔導師をふたりつくってください。ボーナスポイントが15を越えなければ作り直しましょう。名前は後から変えられるので、"a"とか適当な名前でがしがし作り直しましょう。種族は何でも良いですが、迷ったら前3人はドワーフ、後ろはエルフにしてください。属性はとりあえず悪でいきましょう。また、魔法使いは中立にすると後悔する可能性があります(僧侶/司教になれないため)。
戦士のボーナスポイントは力にたくさん、生命力と素早さに適当に振り分けます。僧侶は何でもいいですが、生命力と信仰心に割り振ってください。魔法使いは知力と素早さに同等に振り分けてください。
次に買い物をします。前3人にロングソードと皮の服を買ってあげてください。あまりでシールドあたりを買っておきましょう。装備できないものには"#"がついています。
ここまでできたらダンジョンに潜って戦います。なに、ひとマス歩いてカーソルキーの下を押しっぱなしでOKです。レベル2になる前にひとりだけ死ぬようなら、そのキャラだけ作り直してください。「reset」の項に従って、1戦闘置きにバックアップをとるくらいの心構えでいきましょう。死者がたくさんでてしまったら適宜「なかったこと」にしてください。これは「お約束」だと割り切って下さい。そういうゲームと考えた方が楽しめる人は多いと思います。
戦闘中の魔法は"hyde"が全てです。相手が眠る=攻撃してこない上にこちらの攻撃力は2倍です。この魔法は、終盤でも非常に役に立ちます。回復はbresで。面倒ですが宿とダンジョン入り口を往復してちくちくと回復して下さい。宿にお金をはらって回復するのはかなり大変です。
「友好的なモンスター」は、「悪」パーティーなら戦って下さい。戦えば奇襲状態になるので非常に有利です。このために「悪」でキャラクタをつくっておきました。戦うと「善→悪」になることが、去ると「悪→善」になることがあります。
宝箱は全てあけずに立ち去ります。
レベル3になってしまえばこっちのものです。1階ではあまり死ななくなりますんで、マッピングを始めるなりもっと戦うなりしてください。シーフを作って(魔法使いをひとり首にして)参加させて宝箱を開け始めるのも一興です。マッピングに走る場合、「マッピング中は戦闘は逃げる」というプレイスタイルもありです。
ここまできて、上記のどれかを「やってみよう」という気にならないとか、途方に暮れるという場合はすっぱりとあきらめましょう。
glaygaが使える(レベル5か6か)ようになったら2階に行ってみてもいいでしょう。気が早い向きにはglaylaが使えるようになってすぐトライしてみるのも一興です。いずれにしても、ポイゾレススクロールは必須で、できればパラブレススクロールも持っていきたいところです。
回復が面倒なのはかなり長いこと続きます。celebres(レベル11から可能性あり)を覚えるとかなり嬉しい。呪文を使う職業の転職は全ての呪文を覚えてから。
#3,#4
余り変わりませんが、魔導師ふたりを魔導師とバードにします。バードはホビットで造り、運と素早さにパラメータを振り分けておくきます。バードには必ず「リュート」を買ってあげましょう。戦闘に使うことでhydeの効果を得ることができます。また、致命的な罠がないため、最初から宝箱をさくさくあけても良いでしょう。
また、僧侶も戦闘中にfearersを使ってモンスターの行動を封じ込めましょう。bresなんて唱える暇があったらfearers、というのはオーバーですが。
#4の場合、知恵/信仰心の初期値が低い種族は全ての魔導師/僧侶の魔法を覚えることが(基本的には)出来ないのは知っておいても良いと思います。(基本的には)初期値+10までしか能力値は成長しないためです。