YOMUKA日記過去分 [perv] [next] [list] [new] [top]
日付逆順。
2001.03.31
FF9を買ってみる。いまさらだが、快適。実はこの前の週に「デュープリズム」をクリアしている。これが結構楽しめたので。
2001.03.30
「魔術はささやく」(宮部みゆき)。これは時代を感じさせるなあ。ちょっと、ね。
2001.03.29
「パロディー版BSD Magazine」(アスキー)。
最近の人には訳が分からない。有り体に言うとはずしいてる。オールドファンには物足りない。情念が足りない。もったいない……
現実という素材をそのまんま使ったり、せっかく面白いネタがあっても垂れ流したり。もどかしい。
「ごくせん2」(森本梢子)
帯のキャッチに動揺(冨樫氏一押しのメガネっ娘)。中身は完璧。
2001.03.28
「パーフェクト・ブルー」(宮部みゆき)。あ、これ今まで読んだ宮部氏の作品の中で一番好き。登場人物が気持ちいいし、話もすっきりしてる。これなら続けて読んでみてもいいな。
2001.03.27
「黒祠の島」(小野不由美)、読み終わりました。まあ、楽しめました。保留つき。
「十二国記」も読もうかな、というのはあるんだけど……
2001.03.26
「黒祠の島」(小野不由美)を読み始めました。これは……旦那(綾辻行人)の世界とクロスするなあ……スタイル、というより空気が。
2001.03.25
同期の友人が退社して、大学院に戻ります。というわけで飲んできました。
2001.03.24
「石ノ目」(乙一)。これもいいなあ。最近当たりすぎ。4本ともいいなあ。珠玉の短編集。
2001.03.23
「三度目ならばABC」(岡嶋二人)。どれが未読なのかきちんと整理していなくて、買ったのは久しぶり。幸いだぶりではなかったし、楽しめました。
2001.03.22
「星降り山荘の殺人」(倉知淳)。これは凄い。嵐の山荘。雪の足跡。ものすごくスタンダードなのに。完璧です。いいものを読みました。
「レベリオン 放課後の殺戮者」「レベリオン 弑殺校庭園」(三雲岳人)。これも好みです。楽しめました。こういう学園戦闘モノというのは空気が命です。同じく、スタンダードなのに、いいなあ。
一日で気に入った本が3冊。もったいないくらい。
2001.03.21
「古書収集十番勝負」(紀田順一郎)
2001.03.20
オーケストラの同じパートの人たちと飲み会。
2001.03.19
漫画4冊。
「モンキーターン16」
「かってに改蔵11」
「名探偵コナン31」
「水の島」
2001.03.18
「古本屋探偵の事件簿」(紀田順一郎)。ギョーカイの描写そのものが魅力、なのだろう。どうも古書(黒本)に興味がないもので……。
2001.03.17
お食事会。飲み過ぎました。
2001.03.16
「あなたがいない島」(石崎幸二)。すっごく描写/キャラクターが鼻につくんだけど、読ませます。他のミステリをネタにすること自体はまあいいんですが、どうも「うちわうけ」の臭いがきつくて。もっと自分だけの世界になってくれればいいんだけどなあ。
まあ、今回のメイントリックをお約束的な書き方で進められてしまうと、それはそれで問題があるような気もするけど。もどかしい。
2001.03.15
ここしばらくCPUを交換するかマザーごと交換するかもう一台買ってしまうか迷っていたのですが、結局CPUだけ交換してみました。PentiumIII 500MHz(Katmai)です。いまのマザーの限界値である600MHzではないのが心残りですが、交換してみた結果はかなり満足。今までがCelelon300Aでしたから。これでFSB200MHzオーバーの世界まで待てると思います。
2001.03.14
寿司を食べる。美味しかったのですが、食べ過ぎたかな……とおもっていると4000円。高いわ。
2001.03.13
天ぷらを食べる。美味しかったのですが、食べ過ぎたかな……とおもっているところにサービスでウドが。おなかいっぱい。
2001.03.12
結局徹夜の後遺症で1日ぼーぜん。
2001.03.11
で、15時からずっと起きてます。今14時だから、一番眠い時間。昨晩は意味のないデータベース作成、という非常にくだらないことをしていました。
2001.03.10
15時まで寝てました。最近このパターンが多いな。
2001.03.09
サイトの構成を考慮中。死蔵コンテンツをどうするか、というのが趣旨。今のところ完全にこのURLの利用をやめるつもりはないのですが。
2001.03.08
レンタルサーバに向けた名前解決がやっと出来ました。このサイトのお引っ越しをするかも。
……置き場所だけはやたらあります。dreamnet,geocities, cool, freeweb, tripod……。稼働しているのは2つだけですが。ファイル置き場がこんなに簡単に手にはいるのはやっぱり凄いことだと思います。
2001.03.07
「マニアックス」は結局最初の短編が一番よかったかな。それでも。
2001.03.06
「マニアックス」(山口雅也)を読み始めました。手触りがいいです。最初のお話は途中まではとてもいいんだけど、ちょっともどかしいな。
ドメインのほうはネームサーバの更新待ち。cgiがうごかないな……というちょっと迷いましたが、context typeを書いていなかっただけでした。
2001.03.05
昨日独自ドメインを取って、今日はレンタルサーバを借りました。もうIP直接ならさわれますが、IPは固定ではありません。ホスト入れ替えなどで変わる可能性があります。
telnetもftpもmlもmySQLもひととおりできるので楽しみ楽しみ。実際にこのサイトを移す、といった利用をするのは早くて2週間後かな。でも、もうデータのアップロードは終わっているの。
まだドメイン名は書かないで費用だけ書いておくと、ドメイン取得に$350(10年)、サーバレンタルに125$(1年)。高いか安いかは神のみぞ知る。
ああ……どんどん普通の日記になっている……今日は本を読んでないし……
2001.03.04
今日の検索結果。
おもしろい (319000) 面白い (774000)
おもしろい+雑文 (1760) 面白い+雑文 (5160)
おもしろい+小説 (48700) 面白い+小説 (114000)
おもしろい+駄文 (2680) 面白い+駄文 (7930)
おもしろい+エッセイ (17500) 面白い+エッセイ (42200)
特筆するような相関関係は見いだせず。私は「おもしろい」の方を多用する。エディタで入力する限り、多くの場合第一候補は「面白い」であろうことを考えると、「おもしろい」は善戦しているといえよう。
お父さん (193000)
おとうさん (35800)
赤いおとうさん (2)
あかいおとうさん(0)
赤いお父さん (10)
あかいお父さん(0)
ノーコメント。
あ、独自ドメイン取りました。そのうちこのサイトもそちらに移動するかもしれません。それにしても取得は楽でした。まだレンタルスペースを借りる処理が終わっていないので、移行はこれからぼちぼちと。
2001.03.03
とある漫画のデータベースをつくるかどうか考えています。ちょっとなあ……どこかにないかなあ……
2001.03.02
「掌の中の小鳥」(加納朋子)。期待して読んで、期待通りの傑作。多くの言葉はいりません。
2001.03.01
「最後から二番めの真実」(氷川透)
ああ、これは好きだ。完璧。こういうくどくどくどくどした小説は一歩間違えるとどうにもならないのだが、これは好み。まあ、霧舎巧も好きなんですが、そういう感じです。特異的にミステリ的な、あるいは異常なまでにアンチミステリ的なキャラクタが集う世界。多少あらがあろうと、寒い表現があろうと、それらを含めてOKです。
話はものすごいシンプル。死体が2つ。つるされている。 ある記録がある。これが境界条件。今回は状況に無関係な情報がより排除されている。捨て推理があまり登場しないのだ。楽しい。
こういう論理をこねくり回すのは楽しい。とくに、ゲーデルの不完全正定理はこねくりまわして遊ぶには最高のものだ。以下、アバウトにメモ。
現実あるいは虚構において、蓋然性は示せるが絶対性は示せない。あくまで結論を導くために都合のよい公理系を設定することで、その公理内で蓋然性のある──真と仮定しても無矛盾となる、あるいは本当に真となる命題──つまり「××は犯人だ」を見つけだすことが出来る。
いわゆる本格ミステリにおいて公理系に必ず含まれる公理。「地の文は無条件に真である」。以上。
作品によって採用される公理。
「会話文は無矛盾である」
「会話文はすべて決定可能な命題である」
「主人公に限り会話文は真である」
(この場合、主人公は寡黙とならざるを得ない)
「章の内部において、時間軸は正方向に向いている」
「記述されていない物理事象は、すべて現実の観測モデルに従う」
(ただし、実は現実が無矛盾であることは我々には証明できない)
「読者が誤認している場合、登場人物も誤認している」
「電車のダイヤは狂わない」
「犯人の動機は想像可能なものである」
「警察の鑑定ミスはない」
「携帯電話は存在しない」
(いわゆる理想化である)
「公理系に基づいて真である告発を受けた犯人は、必ず犯罪を認めるか自殺する」
(この逆は実は小説になるネタではないだろうか)
さて、質問。これはネタばらしですか?