YOMUKA日記過去分 [perv] [next] [list] [new] [top]

2001.6.30 Sat. 01/06(ALL)

2001.06.30

「スカイ・クロラ」(森博嗣)

この作家にとってこのコメントはネタばらしになるのかどうか──。すくなくとも、私にとってはこの作品はとびっきりの純文学です。と、ジャンルによるレッテルを貼ることに意味があるのかは自分でも疑問ですが。

面白かった、といえば面白かったのですが、一回読んだだけではどうも評価が定まりません。きっと、また読むときが来る作品なのは間違いありません。とても綺麗な、戦闘機乗りのお話です。綺麗、ということはよけいなサービスをしない、ということでしょうか。

「センティメンタル・ブルー」(篠田真由美)

やはり「BULE HEART, BLUE SKY」でしょう。この作品さえあればOKです。「BEELZEBUB」はシリーズ物の一作としてならOK。結城/藤の二人はレギュラーに成り得るキャラクタだと思う。「Yの悲劇」は続編をもって作品に成り得たのかどうか。読んで楽しいんだけど、犯人像がいまひとつで。ない方が好みかな。

「CONTINUE」(太田出版)。ゲーム雑誌。といっていいのか。思い切り趣味に走った構成。その趣味が微妙にあわないために絶賛はできないが賞賛します。ガンダムゲーム特集のなかで「パワードナイト」が出てくるのはさすが(1985年くらいのパソコンゲームです)。

リンクのコメントを書いて思ったこと。サイトの紹介で職業や年齢を書くことにどんな意味があるのか。私のサイトの場合は特に、現実におけるプロフィールを書いても意味が薄いな、と。文章の中に生活がほとんど出てこないから。

2001.06.26

「墜ちていく僕たち」「スカイ・クロラ」(森博嗣)
「ルー=ガルー」(京極夏彦)
「壺中の天国」(倉知淳)
「刑事ぶたぶた」(矢先存美)

楽しみ楽しみ。

「ジョジョの奇妙な冒険 スターオーシャン7」(荒木登呂彦)。まあ、こんなものか。

「九つの殺人メルヘン」(鯨統一郎)

うーん。ネタ勝負の、人物描写ほとんどなしの文体。そのわりには……苦労はしのばれますが、読んでいる間にそれが浮かんでしまっては残念。

「紫骸城事件」(上遠野浩平)

例によって例のごとく……の展開を見せます。毎回同じ事を書くのは何ですが、世界を作るの、上手いなあ……ネタなんかはどうでもいいくらい。堪能しました。饒舌なくらい過剰なあとがきは、この内容には合っているような気がします。少なくとも、私には心地の良いものでした。

建築探偵シリーズは結局全部読み返しました。思いのほか伏線が多いのね。

2001.06.20

「紫骸城事件」「センティメンタル・ブルー」読みました。どちらも面白かった。感想はいずれ。

「モンキーターン17」「かってに改蔵12」「MISTERジパング5」

2001.06.17

「ラブひな」10、11巻と読みました。

2001.06.14

というわけで「ラブひな」読みました。なるほど……

「<骨牌使い>の鏡」、読み終わりました。以上。

2001.06.13

古本屋の1500円分の商品券の期限がぎりぎりで、買う物も思いつかなかったのですが、なんでここで「ラブひな」を9巻まで買っちゃったのかな。噂は聞きますが、全く読んだことがありません。どんなものでしょうか。

「ほん」という、兄が通う大学生協で配っている非常に優秀な小冊子で紹介されていたのでちょっと気になっていたのではありますが……。ちなみに、おなじ「ほん」で紹介されていた「ももえサイズ(シュベール出版)」には全くついていけませんでした。

「<骨牌使い>の鏡」(五代ゆう)をちくちく読んでいます。悪くありません。分厚いハードカバーは重いけど。

グランツーリスモ3の呪いは思ったよりずっとずっと深く、未だに続いているのです。いやあ本が読めない読めない。上遠野浩平の講談社ノベルズ最新刊、まだ読めてないですし。……DDR EXTRA MIX もやらないとなあ……って、それもゲームかいっ!

えっと、それでも今月4冊読んでるのか。ここに書いているだけでも。

2001.06.10

「月曜日は水玉模様」(加納朋子)。ふむ。「天帝妖狐」(乙一)。ふむ。

「失踪HOLIDAY」(乙一)。表題作よりも「幸せは猫のかたち」。これ、とても気に入りました。完璧。

2001.06.05

風邪気味。調子よくないっす。

「間違いだらけのビール選び」(清水義範)

久しぶりの清水義範。これは傑作。こういう文学をやらせたら随一。「二人の女」とか、「青空の季節」なんて完璧じゃないですか。この切れ味。

2001.06.04

「きみにしか聞こえない」(乙一、角川スニーカー)

相変わらず絶品。表題作も良いが、やはりここは「傷-KIZU/KIDS」か。いい意味のファンタジィ小説だと思う。

2001.06.03

14:00起床。昨日買ったキャストパズル"AMOUR"が解けました。ハートの板に♂♀の形の輪っかが絡んでいるもの。これ、高校生の時に解けなかった記憶があるので、10年ごしに解いたパズル、と言えなくもない。

昨日の夜から暑くて大変。どうも体温調節がうまくいかない。ほんとに暑くなってしまえば常時空調を利かせてしまうのだけれど。

2001.06.02

ということでお出かけ。家族と昼から酒を飲みつつ寿司など。美味しゅうございました。ほろ酔い状態で新宿へ。ハンズをふらふらしつつ、予定の枕を購入。もうひとつ、グランツーリスモ3のハンドルを固定するための台(の材料)を購入。いままでは脚立を使っていたのですが、正面にアクセルがおけないもので。さすがに材料は重かったので送ってもらいました。あと、キャストパズル(知恵の輪)を3つとか、A4ペーパーホルダとか。

買い物の後、酔い覚ましにコーヒーを飲みつつ「RUMBLE FISH」(三雲岳斗、スニーカー文庫)。あ、これとっても好き。こういう動きのある物語はいいなあ。一気に気持ちよく読めます。続きが楽しみ。プロット単体はかなりベタで、「転入生」「異性との同居」「転入生とのけんか」「正面衝突」「転入生の才能」「適当な(ように見える)教師」「自信過剰な敵キャラ(元仲間)」とかなんとか。で、それがものすごく上手く使われているんで、とても気持ちいいです。

帰り道、ビールジョッキを買い忘れたことに気づいて、気の迷いかPINGUショップでゴブレットを購入。ついでにピングーとピンガのぬいぐるみをワンセット。

……まるで普通の日記だな。

2001.06.01

昨日名刺入れを落としていたことが判明してがっかり。明日また東急ハンズです。きっと枕を買うことでしょう。

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Akiary v.0.42