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「絶叫城殺人事件」
最強の短編集。特に表題作は論旨を買う。こんなに旨く奴らを伐る表現ができるとは。
「ダーク・ムーン」
ようやく読み終えた。風邪で集中できず。
「式の密室」
楽しめたが、裏のメイントリックはどこかで読んだ記憶があって100%堪能できず。
「ラブひな14」
ようやく終了。歓迎していない漫画が完結するとほっとします。
1月に酷い風邪をひいたというのに、また風邪です。マスク中。
「N.H.K.にようこそ」
こういう本を待っていた。というか、自分が書きたかったと思ってしまうくらい。あまりにも、痛ましく、いとおしい。
メフィスト賞受賞作。清涼院流水絶賛。なんてことは全然関係なく、傑作。
キャラクタの造形も、事件も、論理も、完璧です。すばらしい。
収穫逓増とか、十分条件という用語の誤用(おそらく故意の)といった小さなネタふりも好き。
メフィストの座談会を読んだとき、改行の関係で「クビキ/リサイクル」と読んでしまい、未だに「クビキリ/サイクル」と発音できません。
えー、同シリーズ「なつこな孤島」を罵倒した過去があるというのに、作者名だけ見て買ってしまいました。あいかわらず百合小説です。一応ミステリらしいです。はいそうですね失礼しました僕には縁がなかったようです。
ああ、好きだったのに。メタを過剰に意識した作風が、悪い方向に飛んじゃったみたい。キャラクタの造形が、どんどん好みから遠のいていく。追悼の物語としても、感情的になる瞬間の持っていきかたがいまふたつ。もう少し、端正に、スタイリッシュに。
やはりこれはふれておくべきだろう。昨年の大ヒット同人ソフト「月姫」のシナリオライターの手による小説。講談社ノベルスのような製本による同人誌。
書いたのは月姫より前らしいが、一般流通していないのはもったいないくらい。
改めて思ったが、データをテキストで読むのと活字で読むのは随分気分が違う。エディタでスクロールさせながら読むときは、えらくいい加減に読んでしまっていることがよく分かった。
例によって安藤シリーズ。順番通りに読まないと訳が分かりません。
内容は好みじゃなかったけど、まあこんなものか。
読切恋愛漫画(一部オムニバス含む)、堂々完結。
いいタイミングで終わったと思います。
氏の次の連載の剣道漫画は長期連載になるとはあまり思えないけど、それなりに楽しめます。でも、まだタイトル覚えてない。
シリーズ第四弾。安定。次巻完結。
2001年3月に読んで、日記に書いたんですが、二番「め」だったのですねえ。
検索結果の件数でも二番「目」が勝っていますが。