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休眠中。
「はじめの一歩」(森川ジョージ)。60巻まで買ってみました。楽しめます。
「天国の破片」「Jの少女たち」とシリーズ逆順で読んできた阿南シリーズ、
やっと第一作の「刑事失格」です。本屋さんでなんとなく探して1年くらいでしょうか。
ああ、こういう事件だったんだ……という読み方をしてしまいましたが、
逆順の方が楽しめたかも。それだけ「天国」「J」での阿南は単独でキャラ立ちしていました。
なるほどこうきましたか。
まさしく恋愛風味学園まんがですね。心からのほめ言葉です。
このまま突っ走ってください。風呂敷はたたまなくてもよいですから。
うーん、これはなんて言うのかな、久しぶりのトリック勝負な長編なんだけれど、それだけですな。それ以外の世界観が安っぽい。安っぽい上にせいぜい警察が介入しない理由くらいにしか役に立っていない。言葉の選び方にしても世界観の作り方にしても、アニメや漫画の影響を強く感じる。悪い意味で。
そのうえ帯が最低。あの帯はこの小説の醍醐味を大きく勘違いしている。ミステリ的に優秀なのはそこじゃないって。以下伏せ字→某有名アニメーション映画のあれよりは、首を切る理由の方がよっぽど素晴らしい。
トリックメーカーとしては楽ませてくれそうなので、何とかならないか。いっそのことアルセーヌ・ルパンを目指してはどうだろう。
ホスティングサーバがアタックを受けて大変な状況らしい。それでも状況がきちんとメールされてくるのは非常に安心できる。すくなくとも、日本の某サービスよりはよほど良い。まあでも、久しぶりの更新に水を差されて残念、という気持ちもすこしある。
だらだらとやっています。
PS2 Linux KitのHDDにはインストールできないのね。
ユーティリティディスクだけ手に入らないかなあ。
「キノの旅」シリーズの著者による初の長編。
私はなんだか秋山瑞人の作品を読んでいるかのような安心感、あるいは心地よさを感じてしまいました。こういうたとえは失礼だとは思いますが。
それにしてもこの構成の無駄のなさはどうか。冒険ものとして、ここまで綺麗に伏線を回収してくれるととても心地よい。あえて語らない部分の選択も完璧。無駄な部分が全くありません。
非常に心地よく楽しめました。