旧作供養

実は詰四会に投稿しようかと考えていたのだが、因幡は四国ではなかったというオチ。で、そういうこじつけでもなければこの趣向はせめて往復させたいよねえ、ということでうまい折り返しができずにお蔵入り。成禁と歩4枚のどっちがマシかは価値観次第。銀は品切れでなくても構わない。

97歩打 87玉<96 88歩<97 76玉<87 77歩<88 67玉<76 68歩<77 56玉<67
57歩<68 47玉<56 48歩<57 36玉<47 37歩<48 27玉<36 28歩<37 26玉<27
27歩<28 28桂打 15歩<27 27玉<26 26歩<15 まで 21手

収束ユニットの16銀は前例があるかもしれないし、ここだけのほうが評価が高いかも。

今見ると往復も質駒で往路、収束ユニットで復路、でなんとかできそうとも思うけど、この図で供養してしまおう。こういうくるくると言うにしても苦しい微妙な中編、というか素材を持っている人は多そうだが、果たして実際はどうなのかしら。

追記:3段目の歩をと金にして並べて82歩を置き、効き二歩無効と絡めて2枚を交互に動かす前例があった(山田靖/詰将棋パラダイス/2007年11月)。成禁ではなかったので早い段階で成って早詰だったが、成禁なら収束を変えて成立する。一番単純な収束は28に受方駒を置いて27玉、26歩まで。下段の配置は9段目が金なだけで同一。まあ、発表しなくてよかったー、とは言える。