WFP108号から。
続けて読ませてもらっていると解けるようになるシリーズ。玉の周りに駒を打って、GxGの組を2つ作って踏み台が逃げて〆。踏み台がすみっこにちまっと逃げるのがおしゃれでいいですね。
どんな誤解したのか覚えてないなー、ということで解いてみるか。Qが強いなー。Qは壁になるとして、どんな形だろう。下段から考えるのはセンスがなかった。全然だめそうなので12Qで上段を抑えよう。23金とか置いておいて、23に紐をつける25飛は飛車を抜かれる、あ、玉で紐をつければいいのか。やー詰んだ詰んだ。解く分にはなかなか面白い。
最悪詰で桂は渡しやすい。王手が高々2つしかなく、打って詰めてもよい。というわけで、4桂連合は難条件ではないそうなのだが、それでも見せてくれると嬉しいものだ。
神無太郎氏の10作から。単独記事にもしているが、好きなものは好きなのだ。
これもいい。歩を消費するにはマドラシを解除する歩の王手を取ってもらうのがよさそうだが、それでは歩が余る。結局23歩を取ってもらう駒を用意するしかない。
序奏を終えてこう。
歩は1段目に打てないのだが、それが目的ではなく飛を取ってしまう。取られるのが目的だった。
今度は1筋。歩を挟むことで6枚消費できる形だが、まだ早い。
取歩駒の角を発生させて直接王手を取ってもらう。飛車を持っているので手も続く。今度は飛車を馬直で返す。
これで5枚消費できた。
配置を整えて今度こそ歩を消費する。
歩をさらに消費しつつ桂で角を34に呼んでから23馬の王手に角成一閃。
最後の歩を消費してばっちり決まる。手を変え品を変えの歩消費、堪能しました。