WFP70号とWFP71号から。出題稿では詰将棋コンピュータが登場したり、andernachisardamだったり、ルールの混沌が浸透してきた頃。andernach単体の出題もなかったが71号でルールが紹介されている。まあandernachと王手義務の相性は傑作もあるけどあんまり良くはないよね、みたいな。
シンプルな歩の7連合。合駒枯渇という意味づけなので深くはないがあっさりと楽しめる。94歩合がすかし詰有効でも無駄合じゃありませんよ、というのが主張。
このブログでは初紹介となる透明駒。チェスのレトロみたいにこってりとした論理が楽しめるレギュレーションだが、こういう牧歌的な作品もいい。
並べる楽しさのある作品。69-89をキルケで動くエンジン(動作も現実のピストンエンジンみたいだ)に双方の馬がにじり寄る。攻駒の馬も呼ばないと収束で手数不足になるのがなかなか気持ちがいい。
斜め方向にピンされている馬、という設定で香飛歩(と)が細やかに動く。シンプルな舞台で長丁場。解くのは割と大変だと思う。
妖精賞からこちら。歩を渡したいが飛も渡ってしまうので取り返す、という斬新な構想。後続作は記憶にないけれど、同種駒でできるかな、とかちょっと思いました。金を2枚渡すしかないが1枚返してもらう、みたいな。
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