お久しぶりです。WFP198号に載せていただいたフェアリー駒+キルケはほとんどすべてが余詰。うわあごめんなさい。本誌でフォローするかはまだ迷っています。
さてさてWFP199号から。
WFP作品展にフェアリー駒+キルケの別の解釈が提示。「実戦初形」にこだわればこちらのほうがやや自然だろう。

上田吉一氏作。98とを運んでくれば詰みそうで、実際に運ぶことができるがそれだけでは詰まない。飛と城とすれ違うために一旦飛と城を89,99に呼ぶ必要がある、という仕掛け。2枚運んで3枚で帰って来るという構造もきれい。

ナイトライダー単騎での追いかけっこ。伴は左右にしか動けないため並べればなんとかなるかな、と思うがそこはさすがの53手。趣向的繰り返しがあるわけでもなくひたすら追い回すしか解く方法はなさそうだ。逆算で追うのもそんなに都合よくはいかない。

自作なんですがこれは割と気に入っています。◇□と2回転、よければ並べてやってください。

これも自作。過程をぺたぺたXに貼っていたので詰将棋メーカーでの発表となった。フェアリー駒ありで作図してから推敲したら標準駒で収まった。がちがちのエンジンを組んでさて収束どうしよう、と考えていたらお茶目な収束が落ちていた。取捨てはあれど他の装飾がつかない協力詰めでの3桁手数。