WFPを振り返る:17

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WFP17号から。企画は最遠移動その1。質駒を取るなら簡単なので最遠打の最遠移動で仕切り直し。

Onsite Fairy Mate 第152回出題。

ありがたいことに打ち捨てし続けて68桂というストーリーは容易に見える。制約は馬による逆王手と銀と飛車。飛車を反時計回りに回して57へ。金とすれ違うには45飛 55金>46金しかない。あとは手を動かしましょう。

ここだけ同馬と取ると手数超過する(駒不足も)。

これがとりあえずの目的地。

57馬ができない/46馬型で57を開けられないという仕組みでうまく限定されている。楽しい。

第21回Fairy of the Forestから。密室ものにも難易度の差はあるのだけれど、これはしんどいほう。

歩が1筋にしか立たない時点でまあ大変そうな予感。鑑賞させていただきます。

37角<59 45玉<55 57桂打 35玉<45 46角<37 26玉<35 35角<46 37玉<26
26角<35 28玉<37 17角<26 37玉<28

まずは歩を取ってもらい歩を取る。生角1枚ではまあこれしかない。

29歩から。
26角<17 28玉<37 29歩打 39玉<28 17角<26 48玉<39 26角<17 57玉<48

桂をとってもらって
35角<26 46桂打 同角<35 48玉<57 57角<46 37玉<48 48角<57 27玉<37 19桂打

19に打つ。このあたり、目的も不明瞭で、どの順を読んだものか、解くとなるとそうとうにしんどいはず。
17玉<27 39角<48 26玉<17 48角<39 35玉<26 57角<48 46歩打 27桂<19

打った桂が跳ねて
26玉<35 48角<57 17玉<26 39角<48 27玉<17 28歩<29

この形なら歩を突いて手が続く。
26玉<27 48角<39 37桂打 同角<48 35玉<26 47桂打

受方歩が進む。あと25手しかない。
同歩生<46 46角<37 26玉<35 27歩<28

歩が進む。
17玉<26 35角<46 28玉<17 46角<35 39玉<28 57角<46 48圭<49

山が動く。
同角<57 28玉<39 39角<48 37玉<28 28角<39 36玉<37 48桂打

あ、そんなとこで詰むんだ。
35玉<36 17角<28 26桂打 同角<17 45玉<35 57桂打 55玉<45 37角<26 まで 75手

二歩のための合効かず。詰め上がりの想定が難しい上に、想定できてもわずか75手で実現するのはとても大変という二段構え。作意を並べるとてきぱきと盤面が整理されていき気持ち良いが、わかっていても成桂をさっさと動かしたくなる。