WFP29号から。
これは結構凄いと思う。主眼としては歩が余る、ということなのだが、手順が華麗。
29香 28角 同香
いきなり角を取る。
25香 24歩
これで玉の稼働範囲を絞る。
33玉 34歩 43玉 44歩 53玉 54歩 63玉 64歩 72玉
歩を並べていく。二歩禁はともかくどうやって動けなくするのか。
94角 83飛 同角生
また取る。
38角 74歩 83玉
マドラシに挟み駒を入れる王手で38角を発生させつつ攻方角を排除。
83玉 84歩 93玉 94歩 92玉
歩が埋まって、ここで一閃。
93飛 13飛まで
これで93飛は感電、4段目の歩を突くと13飛の効きが復活するのだ! 美しいフェアリーステイルメイト。
原理図と謙遜されるが好きな構想。持駒譲渡は花形手筋。
21歩成 同玉 31玉 13桂 31玉 21桂成 同玉
こういう一見無意味な手順って楽しいですよね。
22歩 12玉 21歩成 22桂
これが目的。
11と 13玉 14歩 同桂 12とまで15手
桂を移動させて幕。
逆王手を防ぎつつ活用できる駒ならわりと何でも詰むので持駒制限で良いと思います。
いきなり23桂がぎりぎり手数が足りないのはちょっと嬉しいけどはまると大変。
検索用:もず、神無七郎