WFPを振り返る:33

WEBフォントを本文にだけ採用してみたけれどさて。トップページに反映させていないのは単に設定が良くわからないから。さてさてWFP33号。東日本大震災が起きて間もなくのWFPです。大変なときも発行していただいてありがとうございます。

この号に掲載されてる解答はWFP作品展と推理将棋のみ。この記事もあっさりめに参りましょう。

美しい初形で2題。このまま1筋を塞ごうとか考えると永遠に詰みません。片方は角の上に乗って角の効きになって王手をかけることで1筋に移動し、片方は角を上に打ってから角の下で1筋に移動して角の効きを復活させて王手をかけます。

特に後者の王手は面白そうな手順が埋まっていそうな金鉱だと思います。復元王手という呼称がそれほど馴染みがないのがその証左です。復活王手という表現も見たことがある気がします。

手を付ければ「くるくる」。実際に動く飛角伍以外は石にしてしまうのもありかもしれないが、それで解いてくれるなら話は早いよね、という面もある。伍は(0,5)leaper+(3,4)leaper。動かしてみる気になりにくいのもまあわかる。

強欲協力煙の最長手数。どういう応手で駒を減らさない延命をしているか、そういう視点で並べてみるとなかなか面白いです。