WFP56号から。
飛び道具3発で鮮やかに詰む。王位置は玉座でも55でもいいが、好みは55かなあ。
性能変化ルールで王を強い駒にして詰めるのは花形の収束。王を飛車にして角+角になった玉で詰める。鑑賞するだけでも十分に楽しめる作品。
Fairy of the Forestでは合駒を動かす特集。香を渡すための金中合、必然となる金移動。渡す香が3枚なのがお見事。
神無太郎氏。捧げていただいたのにノーリアクションですみません。王手を「かける」と玉の効きが「かけ算」によって変わるという驚異の設定。これが全然わからなかった。天竺の亜種と言うにはあまりにも強烈。さらに、両王手だとそれぞれの効きを「たし算」した結果が玉の効きとなる。銀を動かす5種、龍を動かす2種のうち詰むのは一通り。
その詰みもなかなかもので、17玉が59に逃げた瞬間19王が15飛の王手を「かけ」られて59に効きを持つ、というとんでもないフェアリーメイト。
なお、左、下が正なのは将棋盤の座標系がそうだから。fmzaのフェアリー駒設定でもそういう設定になっている。普通のxy座標系とは逆なので要注意。
complex-riderとか言い出したのは自分だが、この発想の飛び方はなかなかでした。10年以上の間が空きましたが、ありがとうございます。
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