良ければ文末のハートボタンでいいねとブックマークをお願いします、とかyoutubeみたいな冒頭から、今回は振り返らずに最新号の簡単な感想です。WFP196号。
164-1で符号忘れてましたね。生とか打とかよく忘れます。並べるときはアナログでやっている弊害なんですが、打は忘れちゃあかんなあ。
164-6。余詰筋も面白い。一粒で何度か美味しい。
164-7の自作。これに4名から解答いただけるのはありがたい時代です。√50リーパーに手をだしてくれるとは。
166-7なんですが、刊行直前になってからある作品を見て、「これ見てたら(思い出してたら)投稿してないなー」とか思ったりしたんですが、解答の際に触れるつもりです。
フェアリー版くるくる11。趣向作とは言いがたかった自作が投稿の呼び水になっていたらありがたい限り。
安北入門8の自作。左辺で上段に追い出す筋が21手で詰むため、可能な収束は限られる。採用図以外では飛車+余詰消し1枚くらいしか見つからなかったが、角2枚の方がずっと良いだろう。取った角が1段上でひっくり返って並ぶ様式が気に入っていた。
19とを取る作意設定は全く考えなかったけど、無理っぽいのと安北レギュレーションが「安北効果を防ぐため」になりそうなので可能でも採用しなかったと思う。
ナイト/ナイトライダー超入門。募集記事には「超」が入るのか。個人的に興味が強いのはナイトライダーという駒で入門ってどうやるんだろう、という点。楽しい作品を期待しつつ自分でも考えます。
コラム「これはさすがにひどい」より。
非限定消しに図にはない75歩を置いてますがなんとこれが限定合の入る完全作。飛車の品切れにちゃんと意味がある! さすがに56歩は不要駒。73とはなくても完全だが手順は変わる。そちらのほうが面白い上に75歩も不要になるが、まあいいでしょう。
55王<64 61玉<62 91龍<71 71金打 52龍<53 まで 5手
あまりの偶然に笑わせてもらいました。
※
埋草に余談。どうもブログも含めれば100作以上出しているようだけれど、自身では作家という認識が薄い。余詰検討、下手をすれば作意設定までfmza任せなためなのが一番強い。大雑把には「正算で詰める」→「仮作意としてfmzaにかける」→「良い余詰があれば簡単に作意を乗り換える」→「最終設定した作意で完全にする」という流れになっている。
下手をすれば「なんとなく良さげな配置をfmzaにかける」から始めることもある。初期はそちらのほうが多い。最近は仮作意の設定くらいはするようになった。
作家だったら「良い作意を設定する」から始めるべきだと思うので、それも作家ではないという認識につながる。私の場合は作意というより、もっとぼんやりした「このフェアリー駒/ルールで何かやる」「このフェアリー駒/ルールで特徴的な手/構図はなにか」ではじめて終わりまで走る。視点が「手順」ではなくて「手」なのだ。やはり作家と言うには「手順」を妄想したい。
また、私の妄想力で一番欠けていると認識しているのは守備駒の活用。これは本当に弱い。それで無防備に近い図が多い。守備駒も質駒だったり。
じゃあなんで作家じゃないのに発表するの、と言われたら、経緯はどうあれ得られた図面が面白いとは思っているから、となる。出題してもらう側として「面白ければ正義」なのだから、じゃあ出題してもいいだろう、という訳だ。もちろん、「いや面白くないよ」ということもあるけど、それは「うまくいかなかったか、残念」でもあり「すみません」でもある。今回のフェアリー入門11なんかは余詰なだけでなくこれに属する図なわけだ。角合だけじゃだめな上に難しいかあ、と。
もちろん、この作家観は個人的なものですよ、とは念の為明記しておこう。