WFPを振り返る:90-91

WFP90号WFP91号から。

頭2手の是非が話題になっているけど、「消える」という理由で入れたい派。

持駒違いの組曲。角角と飛飛で対比もばっちり。nLionのミニ市松っぽい詰め上がりがいいかな。

Roseで二重王手にならず、合駒の余地があるマスが2つしかない、というのがポイントで、頑張って効きを確認すれば解ける設計。合駒がブロックになって順番が限定されていることを確認してほっと一息。しかしRoseという駒には将棋盤でもちょっと狭い。

第一回フェアリー入門結果稿。フェアリー入門、それも初回のお題として透明駒に疑問はあれど、今も続く初心向けの企画はありがたい限り。

43角、同飛までの収束が明快な新設設計。初手も43角からで、手が続くのは飛合のみ。歩を消してからも手を続けることを考えると予定調和の角合も入り繰り返し手順へ。理想的なやさしい長編。

強欲は指し手を強く制限するため対抗系ルールでも割と読みやすい。銀で繋いで金を取っていくと裸玉に。不安になるが強欲条件を活かして16に桂を置いておき29香に16玉を強制させて1筋に玉を閉じ込めることができ、割と簡単に詰む。