WFP58号から。
マキシ2題から難しいほうのこちら。マキシはルールの特性上趣向的手順が生じやすく、この作品も馬王の軌道が楽しめる。
伏線入り煙詰。32歩を消すのに抵抗が少ないといえばそうなのだけれど、それでも上段に追う収束はなかなかのもの。
こういう作品を見逃すのが対抗形ルールに弱い私の泣き所。対抗系ルールは作意だけみても良さがわかりくいことが多々あるが、それはルールの弱点ではなく、奥深さだと思う。思うのだが、鑑賞しきれない残念さもある。
ルールが輝くのは詰め上がり。キルケで取れない歩というのはある形だが、背面と組み合わせることで遠隔で取れない歩を実現。それも2枚。
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