WFPを振り返る:51-52

安南がらみの脳内読み方がめちゃくちゃな筆者です。「あなん」「あきた」「あんとうざい」「あんき」。「ん」とか統一感はどこいった。さてさてWFP51号WFP52号から。

香を稼ぎつつ香が斜めに4枚出現。解きやすく楽しいスターター。44-2は残念ながら余詰(WFP52号23ページ)だが面白い趣向手順。

ナイトで歩を拾いながら46へ。ナイトものは解説にもあるとおり距離の概念が歪むが、それはともかく3人がこれを解くというのはなかなか凄い。

伝統ルールなので解けるわけではないが意味づけが非常に面白い。還元型無駄合判定されないための角不成。増えた香を消化するための最終手余詰の不問の利用。見事なものです。

最善詰なら最終手余詰を利用しなくても、と一瞬思うがそもそも最善詰には無駄合概念がないのでこのレギュレーションでしかできない不成でした。お見事。

近年Q王協力詰は詰パラでもはやりのレギュレーションだが、これはかなり好き。なんといってもQの軌道が派手なのが気持ちいい。打歩、異王、持駒制限とレギュレーションを重ねるだけの価値がある。