やることが明白という意味で、投稿記事はWFPの振りかえりに偏っている。公開済の記事ではWFP11号までだが、手元ではWFPの振り返りが20号に手をつけるくらいの段階だ。どの作品あるいは記事を取り上げるか、なのだが、全然定まっていない。面白さだけで選ぶと作者がものすごく偏るため、語りやすさで選んでいる面もあるが、なかなか断定するのは難しい。
今のところ明確に避けているのは対抗形ルール。馴染がなさすぎてブログ記事にするには力が足りないのだ。推理将棋も取り上げていないが、解説が充実しすぎていて、WFPを読んだ上で語りたいことが私にはない。協力系でも触れていないルールもあるし、これからの号で触れる可能性が低そうなルールもある。
まあそのあたりは個人ブログなので、下手に平等とか持ち出す気はないので、あくまで恣意的にやらせていただく。
編集にあたって悩ましいのが、どこまで先の号に触れるかだ。改良図があったり、修正があったり。全部読みかえしてから編集する余力もないので、気づいたら戻って修正させてもらうスタイルになるだろう。たとえば、WFP10号の記事で取り上げた4連続生を含むマドラシ作品だが、WFP20号の妖精賞の図面で6連続生が紹介されていたので追記修正をした。
まだ記事にするには小さなネタだが、伝統ルールで近年はやりの技の「合駒を動かす」。フェアリーではどうなのかというと、教えていただいたものも含めて協力詰では今のところ2種類の目的がある。ひとつは「回収手筋を実現するための取駒の発生」というもの。ひとつは「壁駒を目的位置には直接発生させられないため別の場所に合駒してから移動する」もの。
後者は生角追いの長編に作例が見られる。角では筋違いに合駒を発生させられないし、9段目にも無理だ。二歩禁を利用したものも可能だし、探せばあるだろう。
追記:こんな図があった。第71回WFP作品展より。美しい。
結果稿より。
なんと。すぐ分からないので考えて見よう。
こういう単発記事も書きたいといえば書きたいが、WFPの読み返しをしながら、思いついたうえでネタになったら、なので頻度は低いものになりそうだ。
検索用:上谷直希